日本の年代別平均・中央値貯金額と世帯別比較

日本の年代・世帯別貯金額の実態と傾向

金融広報中央委員会など公的調査から読み解く、平均値・中央値が示す日本の貯蓄最新事情。単身世帯・2人以上世帯の違いと、年代ごとの特徴に注目。

50代～60代が貯蓄総額ピーク
平均で1,000万円超。60～69歳の単身世帯平均は1,339万円。

中央値は平均値より大幅に低水準
富裕層で平均値が上振れ。実態は中央値が近い。

単身世帯と2人以上世帯で明確な差
2人以上世帯の方が全体的に平均・中央値とも高水準。

20代は貯金が少ない
単身世帯の中央値20万円。30代以降で急増。

年代	単身世帯平均(万円)	単身世帯中央値(万円)	2人以上世帯平均(万円)	2人以上世帯中央値(万円)
20代	176	20	214	44
30代	494	75	526	200
40代	657	53	825	250
50代	1,048	53	1,253	350
60代	1,339	—	1,263	—
70歳以上	1,263	—	—	—

※単位：万円。中央値「—」は集計データ無し。

月別貯蓄額（参考）:
単身世帯：20代 3.6万円／月、30代 4.2万円／月、50代 3.5万円／月

主な出典：金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査」／厚生労働省「国民生活基礎調査」

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