KLab株価分析レポート
https://www.today-jp.com/news/klab-3656-stock-price-plummets-massive-impairment-loss
KLab(株) [3656] 株価分析レポート
構造的課題と巨額減損で低迷続く—ソシャゲ市場逆風下の経営再建
2025年11月27日 東京
現在株価
¥247.0
売上高減少
-18.6%
減損損失
¥44億
希薄化リスク
24.6%
STOCK PRICE TREND - 株価推移(2025年)
-18.6%
売上高減少率
(前年同期比)
¥44億
減損損失計上額
(2025年Q3)
主要な下落要因
主力タイトル『キャプテン翼 ~たたかえドリームチーム~』のKPI減衰により収益が大幅に悪化。さらに44億円の巨額減損損失計上が投資家心理を冷え込ませ、2025年9月には株価が暴落。東京証券取引所による信用取引規制強化も売り圧力を加速させた。
REVENUE BREAKDOWN - 業績内訳
PROFIT ANALYSIS - 損益分析
業績悪化の構造的要因
- 主力タイトルの商材販売軟調
- 開発費高騰による収益圧迫
- 市場飽和とプラットフォーム手数料増加
- 既存タイトルの寿命問題
市場環境の悪化要因
- 信用取引の保証金率引き上げ規制
- 第三者割当による希薄化懸念(24.6%)
- 個人投資家からの資金流入減少
- 継続的な最終赤字による信用不安
STOCK VOLATILITY - 株価変動パターン
FINANCIAL IMPACT - 財務影響度
経営再建への課題と展望
KLabは創業者の社長復帰や希望退職者募集などのコスト削減策を実施し、経営改善への意思を示している。巨額の減損処理により財務状況の「膿出し」は図られたものの、市場が求めるのは持続可能な収益モデルへの転換である。
今後の株価回復には、新規タイトルの開発強化と早期リリース、収益構造の抜本的な見直しが不可欠。ソーシャルゲーム業界全体が構造的逆風に直面する中、KLabの経営戦略は正念場を迎えている。短期的なテクニカル反発はあるものの、中長期的な本格回復には新たなヒット作の創出が必須となる。
