警視庁を蝕んだ「トクリュウ経済圏」:捜査情報を売った警部補の闇

報道日:2025年11月12日 / 出典:today-jp.com

警察官が組み込まれた「裏社会の業務委託」構造

警視庁の機密情報が、匿名・暗号化アプリを通じて組織犯罪側に流出していた経路と、その見返り。

警視庁 暴力団対策課 警部補
(内部の人間)

機密情報漏洩

【流出情報】
・捜査カメラ映像
・踏み込み捜査の進行状況

暗号化アプリ

巨大違法スカウトグループ
**「ナチュラル」**

報酬支払い

**【見返り】**
・現金数百万円
・匿名性の高い「報酬アプリ」経由

この「裏切り」により、捜査当局の信頼は根底から揺らいだ

犯罪組織「ナチュラル」の経済規模

約44億円

**年間収益額(2022年時点)**

**【主たる収益源】**
女性を違法に風俗店へ斡旋し、多額の紹介料(スカウトバック)を得る体制。

🚨 倫理的な危機: 金銭の見返りが、警察官の倫理観と使命感を凌駕

「ナチュラル」と「トクリュウ」の資金連鎖

違法スカウトグループ「ナチュラル」の稼いだ巨額のスカウトバックの一部は、さらに上位の**トクリュウ経済圏**へと流れていたとされる。

トクリュウ経済圏の特}:

  • 匿名流動型犯罪グループ(トクリュウ)による支配。
  • SNS、暗号資産を駆使した高い匿名性。
  • 特殊詐欺や違法な労働市場を形成。

この事件は、警察官が摘発対象の「トクリュウ経済圏」の報酬システムに組み込まれていたという、現代犯罪組織の侵食の深さを示している。

信頼回復への遠い道のり:警視庁の対応

内部から受けた衝撃度

「まさか、身内から情報が漏れていたとは」という現場の声が示す**組織全体の動揺**。既に今年1月、捜査現場で対象者の不在が起きており、内部情報漏洩が原因と判明したことで信頼性は根底から揺らぐ。

喫緊の課題と改革

警視庁は、組織改編(2025年10月、「特別捜査課」設置)を進めていた矢先にスキャンダルが発生。今後は**情報管理の抜本的強化**と、**厳格な倫理教育・監視体制の構築**が必須となる。

日本の治安維持の要である警察組織が侵食された事実は、捜査の難航と社会全体の倫理的危機を示唆している。