叩き上げの「功罪」:東海テレビ元会長を襲ったセクハラ疑惑と崩壊した信頼の深層
事件の核心
人物: 小島浩資氏 (66歳) - 東海テレビ放送元代表取締役会長
発覚時期: 2025年11月
疑惑: 複数の女性社員へのセクシャルハラスメント行為
状況: トップが事実を認め謝罪。メディア業界全体に大きな衝撃。
影響: 広告収入は第4四半期で数億円規模の損失見込み。
「叩き上げ」の栄華(功績)
- 営業一筋のキャリア: 1981年入社後、報道制作畑でなく営業分野で実績を積み上げる。
- デジタル戦略推進: 常務時代にテレビとインターネットの融合を牽引、旧態依然とした放送局のデジタル化に貢献。
- 地域密着の強化: 社長就任後、「オトナの土ドラ」を展開し、地方局としてのアイデンティティを確立。
- 広範な影響力: 中日新聞社やフジテレビジョンの非常勤取締役を兼任。
権力濫用による崩壊(罪)
- 「接待要員」の動員: 懇親会や接待で女子アナ・若手女性社員を動員。
- 身体的接触: 既婚女性社員へのキス強要など、不適切な行為を繰り返す。
- 無理強い: 妊娠中の女性社員への無理強いなど、目を覆う具体的な被害証言。
- 自己認罪: 会長自身が報道内容を認め、「これは俺だね」と発言し、謝罪会見を実施。
業界の構造的課題と批判
- フジ系列との関連: フジテレビ本体の不祥事と連動し、系列全体のガバナンス欠如として批判が拡大。
- 旧来型体質: 放送業界に長らく残る、女性社員を「接待要員」として扱う負の遺産が露呈。
- 経営システムの硬直化: 組織の硬直化、若手登用の停滞、倫理観の欠如が事件を招いた結果と指摘。
- 信頼回復への道: 組織の柔軟化と透明性の高いガバナンス体制構築が求められる。
出典: www.today-jp.com
