千代田化工建設(6366)株価急騰の裏側と大型案件の呪縛
千代田化工建設(6366)株価急騰の裏側と大型案件の呪縛
危機脱却か、再燃リスクか
東京 | 2025年11月27日
KEY METRICS
現在株価
¥679
11/27終値
直近高値
¥745
11月上旬
目標株価
¥533
アナリスト平均
2026/3期 中間決算
売上高
¥1,947億
▼18.0% YoY
純利益
¥175億
▲24.1% YoY
2019年損失
¥2,149億
最終赤字
株価推移トレンド(2025年11月)
過去の暴落履歴
事業ポートフォリオ転換
収益性の改善
株価vs目標株価ギャップ
RISK FACTORS
HIGH RISK
- 海外大型プラント案件の巨額損失リスクが依然として存在
- 2019年米国LNG案件で2,149億円の最終赤字を計上
- 平均下落率-30%超の暴落を過去5年間で複数回経験
- EPC案件特有の複雑なリスク管理の難しさ
RECOVERY STRATEGY
- 水素エネルギー分野への戦略的シフト加速
- サウジアラビア等中東地域との業務提携(MoU)推進
- LNGバリューチェーンの強化による収益基盤の多様化
- 2025年11月発表の中間決算で純利益24.1%増を達成
- 三菱商事等から約1,800億円の金融支援により債務超過を回避
中長期的復調の鍵
ANALYST VIEW
アナリストによる平均目標株価は533円と、直近終値(679円)を20%以上下回る水準。判断は「中立」が主流であり、過去の損失リスクが完全に払拭されたわけではないという慎重な見方が根強い。テクニカル分析上、直近高値の745円が抵抗線として意識されており、この水準を超えて持続的な上昇トレンドを維持できるかどうかが焦点。
