データセクション(3905.T) 業績修正の全貌
TOKYO STOCK EXCHANGE GROWTH | 3905.T
データセクション株 業績修正とストップ安急落の衝撃
2025年11月28日 東京証券取引所
⚠ 緊急業績修正
2026年3月期通期業績予想を大幅下方修正。最終利益は従来予想から93%減、株価は発表後ストップ安水準の1,950円まで急落。AIデータセンター事業の先行投資負担と稼働遅延が顕在化。
株価推移
前日終値 2,450円
発表後 1,950円
下落率 -20.4%
年初来高値 4,320円
年初来安値 585円
業績修正サマリー
売上高変更 +112%
経常利益変更 -93.2%
最終利益変更 -97.7%
稼働遅延 12月
業績予想の変化:売上高 vs 利益の矛盾
売上高予想(億円)
利益予想の変化率
主要ポイント分析
構造的矛盾
売上高は164億円から348億円へと12倍に拡大する一方、最終利益は20.5億円から0.5億円へと97.7%減少。GPUサーバー利用枠拡大による受注好調も、AIデータセンターの先行投資負担が利益を圧迫。
稼働遅延の影響
1号案件データセンターの本格稼働が当初予定から12月にずれ込み、収益化のタイミングが遅延。後続パイプライン対応のための巨大な先行投資費用が一時的に利益を大幅に削減。
需給面の懸念
2025年9月、大株主の日本生命保険が保有株式全株売却を財務局に報告。潜在的な売り圧力の存在が投資家心理を冷やし、業績修正発表と相まって株価急落を加速。
今後の注目点とリスク要因
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**先行投資の回収時期:**売上拡大は需要旺盛を示すも、投資回収が長期化すれば株価に再びネガティブ影響
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**2号案件の進捗:**オーストラリアのAIデータセンター2号案件の受注損益は未反映。具体的進展が株価の主要決定要因
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**1号案件の収益貢献:**12月に本格稼働予定の1号案件が、どの程度の収益を生み出すかが次期決算の焦点
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**高ボラティリティ:**年初来安値585円から高値4,320円まで変動。短期投機マネーの流出により不確実性が継続
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**AIセクター全体の動向:**個別業績リスクに加え、AI関連銘柄全体の市場センチメント変化にも注意が必要
