日本管理職と一般社員の残業時間比較分析
労働時間データに基づく詳細な比較とトレンド分析
16.8-19.5時間
管理職平均月間残業
11.5-13.8時間
一般社員平均月間残業
10.0-13.5時間
全労働者平均月間残業
| 職種 | 平均残業時間(月) | 出典・補足情報 | | --- | --- | --- |
| 管理職 | 約16.8〜19.5時間 | 労働政策研究・研修機構調査で19.5時間、リクルート調査で16.8時間 | | 一般社員 | 約11.5〜13.8時間 | リクルート調査で11.5時間、厚労省データで13.8時間 | | 全労働者平均 | 約10.0〜13.5時間 | 厚労省毎月勤労統計調査などで平均10〜13.5時間 |
主な調査結果
- 管理職の労働時間は「時間外労働の上限45時間」など労働基準法が原則適用されますが、管理監督者は上限や残業手当の対象外とされています
- 一般社員の残業時間は働き方改革の影響もあり、減少傾向です。厚生労働省の2023年確報では一般労働者の残業時間は13.8時間/月で、若干の減少が続いています
- 経営層、管理職は一般的に残業時間が長く、35時間以上残業の割合も高い傾向にあります
- 実際には管理職の残業時間が会社の打刻に反映されず、時間外労働が過少申告となるケースも報告されています
データ出典:労働政策研究・研修機構、リクルート調査、厚生労働省調査(2023年確報)