マルイシティ横浜 30年の歴史に幕:構造的課題とECの波

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横浜の顔「マルイシティ横浜」30年の歴史に幕:ECの波と体験型シフトの限界

終焉の事実と30年の歩み

1996年9月

「横浜東口店」として開業

最盛期

年間売上 255億円を記録

2026年2月28日

マルイシティ横浜 営業終了(約30年の歴史に幕)

横浜駅東口のランドマークとして親しまれたマルイシティ横浜が、2026年2月末をもって閉店することを発表。若者文化の発信地として賑わいを牽引してきましたが、構造的不況とEC(電子商取引)の急速な普及という時代の潮流に抗しきれませんでした。

🔔 閉店大感謝祭: 2025年12月5日 〜 2026年2月28日 実施予定

業績の深刻な悪化

最盛期(255億円)から現在(124億円)にかけて売上高は半減しました。

構造的な課題

  • ECの急速な普及: アパレル分野を中心に、オンラインショッピングにシェアを大きく奪われる。
  • 購買行動のシフト: 「ウィンドウショッピング」から目的を持った「目的買い」へ変化。
  • 「体験型」シフトの限界: ホビー系テナント誘致も、集客が購買に結びつかず全体の売上改善に至らず。
  • 競争の激化: 横浜駅周辺の新規大型商業施設開業による回遊客の分散。

最大の関心事と未来の商業地図

❓ポケモンセンターの行方

核テナントであるポケモンセンターヨコハマの今後について、SNS上で大きな懸念が集まっています。 現時点(2025年11月)で移転先等の公式発表はありませんが、ファンからはアクセス良好な「みなとみらいエリア」への移転を期待する声が上がっています。

🏗️横浜東口の再編と未来像

跡地(地下2階〜地上8階)は、商業とオフィスの複合施設化や、体験型エンタメ施設の導入が有力視されています。横浜市の方針「海・港・アート」に沿ったリニューアルが進むと予想されます。

今後の課題

老舗の終焉は、都市商業が ECとの共存 を図り、「体験」や「付加価値」をいかに創造するかという、現代の商業における本質的な問いを投げかけています。

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