マツモト(7901.T)株価乱高下分析

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株価乱高下分析:マツモト(7901.T)

危機的な赤字構造と投機熱の渦 | 2026年2月6日時点

終値 ¥1,823

始値 ¥2,673

日中変動 -31.8%

市場 東証STD

⚠ 重要警告:継続企業の前提に疑義

本業の構造的赤字、極端な株価変動、投機的資金流入により市場に大きな動揺。ファンダメンタルズを無視した価格形成が続いている。

株価推移と暴騰・急落の軌跡

2026年1月-2月 株価変動チャート

業績悪化の実態

営業利益推移(百万円)

売上高推移(百万円)

財務指標とリスク要因

主要財務指標(2025年4月期予想)

売上高

22.1億円

前期比 -1.3%

営業利益

-2.72億円

赤字拡大

自己資本比率

低下傾向

財務悪化

有利子負債

増加

資金繰り懸念

リスク評価マトリックス

継続企業リスク

極めて高い

ボラティリティ

異常値

投機的価格形成

危険水準

流動性リスク

浮動株極少

業績回復見通し

不透明

事業構造分析

コスト構造の悪化要因

収益性指標の推移(過去12四半期)

投機バブルのタイムライン

株価乱高下の経緯

2026年1月下旬

「次世代DAT事業」構想を発表。Solanaブロックチェーン活用を検討開始と発表。収益化の目処は不明。

2026年1月23日頃

株価¥700台から投機的資金が流入開始。SNSでの買い煽りが加速。

2026年1月末-2月初

わずか数日で株価が3倍超に暴騰。¥2,000台を突破。浮動株の少なさが乱高下を助長。

2026年2月6日

始値¥2,673から終値¥1,823へ急落(-31.8%)。短期資金の利益確定売りが殺到。「垂直落下」との警戒感が市場に広がる。

投資判断における重要ポイント

ファンダメンタルズの現実

▪ 主力の学校アルバム事業は少子化で構造的縮小

▪ 2期連続の営業赤字、赤字幅は拡大中

▪ コスト構造改革の具体策は未提示

▪ 新規DAT事業は検討段階で実現性不明

▪ 経営再建計画の開示なし

投機リスクの警告

▪ 極端に薄い板(少額注文で大きく変動)

▪ SNS等での意図的な価格形成の可能性

▪ 高値掴みした個人投資家のリスク大

▪ 業績との乖離が著しく持続性に欠ける

▪ 再暴落のリスクを常に孕む構造

⚡ 投資家への提言

目先の値動きに惑わされず、企業の収益力と経営の透明性を冷静に見極める必要がある。幻想的な新規事業IRではなく、主力事業のコスト構造改革と明確な再建戦略の提示が不可欠。市場の信頼回復には、実態に基づいた経営改善が求められる。

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