ニデック:利益重視戦略と構造改革
ニデック:利益重視への戦略転換と構造改革
EV向け収益性改善と1,500億円規模のコスト削減を断行
財務実績と見通し (2025年3月期-2026年3月期)
売上高 (実績) 2兆6,070億円
営業利益 (実績) 2,402億円 (+48.4%増)
営業利益率 (実績) 9.2%
売上高 (2026年3月期 予想) 2兆6,000億円 (ほぼ横ばい)
営業利益 (2026年3月期 予想) 2,600億円 (+8.2%増)
最終利益 (2026年3月期 予想) 2,000億円
2期連続の最高益更新を見込み。売上横ばいの中で利益率改善を優先。
売上高と営業利益率の推移 (実績 vs 予想)
営業利益率は9.2%まで回復も、直近の四半期では車載引当金影響で悪化が露呈。
経営戦略の転換と構造改革
EV戦略の修正 「数量重視」から「収益重視」へ
コスト削減目標 (総額) 1,500億円規模
変動費削減 1,000億円
固定費削減 (事業所統廃合など) 500億円
経営体制 CxO体制導入、専門職新設による人材強化
経営の質向上とグローバル体制への真の転換を目的とした大規模なコスト改革。
投資家への影響と今後の課題
株価 (2025/11/14現在) 2,246円近辺
配当方針 2025年中間配当を無配に決定
中期目標 2030年に売上高10兆円
技術的優位性 高性能な第二世代E-Axle
最大の課題 中国EV市場での価格競争激化
大規模投資・M&A・構造改革費用に資金を集中させる意図があるが、投資家への戦略的意図の明確化が求められる。
