オンコセラピー・サイエンス株価分析

https://www.today-jp.com/news/oncotherapy-science-4564t-stock-price-plunges-dilution-deficit

オンコセラピー・サイエンス

証券コード: 4564.T | 東証グロース市場

¥21/株

▼ 下落基調継続中

増資と赤字継続が招く市場の失望、再成長への道のり

株価推移トレンド

収益性分析

主要財務指標

現在株価

¥21

理論株価

¥23

増資価格

¥19

調達資金

16億円

企業基盤

保有特許

472件

赤字継続期間

12四半期

純利益率

マイナス

営業利益率

マイナス

株価下落の主要イベント

11月7日

最新決算発表
7-9月期決算を発表。赤字幅は縮小したものの、営業利益率はマイナス圏を継続。12四半期連続の純利益マイナスが市場の失望を招く。

▼ 投資家心理の悪化

11月21日

第三者割当増資実施
約16億円の資金調達を発表。発行価格1株19円は市場価格を下回り、既存株主の希薄化懸念が急浮上。

▼ 短期的な売り圧力増大

12月8日

現状評価
株価は21円前後で推移。理論株価23円に対して割安圏内との評価もあるが、下降持ち合いが継続中。

▼ 不安定な市場センチメント

株価下落の要因分析

投資家が注視すべき3つのポイント

1. 収益性の具体的改善

赤字幅の縮小傾向は評価できるものの、純粋な利益率をプラスに転換できるかが市場の信頼回復に不可欠。営業利益率のプラス転換が鍵となる。

2. 新株予約権の行使状況

行使が進めばさらなる希薄化懸念が生じる可能性あり。資本政策の透明性と既存株主への配慮が求められる。

3. 臨床試験の進展

主要開発品目の臨床試験の具体的な進展状況が最重要。バイオベンチャーの株価は最終的には臨床成果に裏打ちされたニュースが持続的な上昇の原動力となる。

強み vs 課題

バリュエーション評価