PRISM BioLab 株価分析レポート
PRISM BioLab (206A) 株価変動分析
創薬ベンチャーが辿る「ジェットコースター相場」の深層解読 | 期待と不安が交錯する投資判断の分岐点
STOCK PRICE TRAJECTORY
株価推移 - 上場後の激動
KEY METRICS
672円
上場直後高値
2024年7月
132円
最安値
80%下落
200円台
現在水準
2025年11月
FINANCIAL PERFORMANCE
業績推移 - 2025年9月期決算
損益構造分析
+121.6%
売上高成長率
6.77億円達成
-8.3億円
当期純損失
3期連続赤字
転機: 小野薬品とのマイルストーン達成
2025年11月14日、小野薬品工業との創薬提携における初回マイルストーン達成を発表。独自技術「PepMetics®」の有効性が大手製薬企業に評価され、一時金受領が確定。この好材料により株価は急騰し、ストップ高を記録。
TIMELINE
2024年7月
東証グロース上場
初値高騰、株価672円の高値を記録。過度な期待が市場に醸成される。
2024年7月〜2025年10月
長期下落トレンド
赤字継続と研究開発費増加により投資家心理が悪化。株価は約80%下落し132円の最安値へ。
2025年11月14日
小野薬品マイルストーン達成発表
創薬提携における技術評価と一時金受領が確定。市場の見方が一転。
2025年11月中旬
株価急反発
ストップ高を交えて200円台まで回復。短期投機資金の流入が加速。
2025年12月(予定)
臨床フェーズ2結果公表
株価の今後を占う最大の試金石。結果次第で大幅な変動が予想される。
RISK FACTORS
警戒すべき需給リスク
現在、信用買い残が大幅に積み上がる一方、信用売り残はほぼゼロの状態。投資家心理は極めて不安定で、12月の臨床フェーズ2結果が期待外れとなった場合、信用買いの一斉投げ売りにより株価が急落するリスクが顕在化。短期的な投機筋の動向に要警戒。
強み・ポジティブ要因
✓ 独自技術「PepMetics®」の実証
✓ 大手製薬企業との提携実績
✓ 売上高121.6%成長
✓ 自己資本比率87.6%の財務安定性
✓ グロース市場での注目度向上
課題・ネガティブ要因
✗ 3期連続赤字の継続
✗ 研究開発費の増加圧力
✗ 収益化への道筋不透明
✗ 提携先依存の収益構造
✗ 信用買い残の積み上がり
FINANCIAL STABILITY
財務健全性指標
投資判断のポイント
PRISM BioLabは、高い技術力を持つ創薬ベンチャーとして大きな成長ポテンシャルを秘める一方、収益化までの道のりは依然として険しい。2025年12月に予定される臨床フェーズ2の結果発表が、同社の「夢」が「現実」となるかの最大の分岐点となる。
投資家は、短期的な株価変動リスクを十分に認識しつつ、長期的な創薬技術の価値と事業提携モデルの進展を注視する必要がある。特に信用取引による需給の歪みが大きいため、リスク管理を徹底した慎重な投資判断が求められる。
DATA AS OF NOVEMBER 2025 | PRISM BIOLAB (206A) ANALYSIS REPORT
本資料は投資判断の参考情報であり、投資勧誘を目的とするものではありません
