ソニーグループ 2025年3月期 業績概要
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ソニーグループ 2025年3月期 業績概要
主要財務指標
| 指標 | 2024年度(2025年3月期) | 前年比 | 2025年度Q1(4-6月) | 前年同期比 | 2026年度予想(通期) | | --- | --- | --- |
| 売上高 | 約12兆9,571億円 | 微減 | 2兆6,216億円 | +2.2% | 11兆7,000億円 | | 営業利益 | 1兆4,072億円 | +16% | 3,400億円 | +36.5% | 1兆3,300億円 | | 税引き前利益 | 1兆4,737億円 | +16% | 3,566億円 | +24.3% | 1兆3,500億円 | | 純利益 | 1兆1,416億円 | 過去最高 | 2,590億円 | +23.3% | 9,700億円 | | 純利益(金融事業除く) | 1兆674億円 | +19% | — | — | — |
事業概要
ソニーグループ株式会社は、日本を代表する多国籍コングロマリットであり、テクノロジーとエンターテインメントを中心に幅広い事業を展開しています。主な事業領域には、ゲーム&ネットワークサービス、音楽、映画、エンターテインメント・テクノロジー&サービス(ホームエンタテインメント、パーソナルエンタテインメント、イメージング、モバイル通信など)、イメージング&センシング・ソリューション、金融(銀行・保険)などが含まれます。
2024年度にはゲーム事業と半導体事業の好調により過去最高益を達成しました。また、子会社数は1,521社、関連会社数は155社にのぼり、多様な分野をカバーしています。
競争優位性
- **多角的な事業ポートフォリオ:**ゲーム、映画、音楽、半導体、金融など幅広い分野をカバーし、リスク分散とシナジー効果を発揮している。
- **強力なブランドとIP資産:**PlayStationをはじめとするゲームプラットフォームや、映画・音楽の豊富なコンテンツ資産を持ち、ユーザーエンゲージメントが高い。
- **技術力とイノベーション:**半導体分野では最先端のイメージング技術やセンシング技術を保有し、製品競争力を維持している。
- **グローバルな子会社ネットワーク:**1,500社超の子会社・関連会社を通じ、多様な市場ニーズに対応できる体制を構築。
- **長期的な経営ビジョンと戦略的投資:**エンターテインメント分野へのシフトを明確に打ち出し、クリエーション技術開発やコンテンツ拡充に積極的に投資している。
主要ニュース
ソニーセミコンダクタソリューションズ、業界最小画素2.1µmと高近赤外感度のRGB-IRイメージセンサー商品化
有効約500万画素のRGB-IRイメージセンサーを車室内モニタリングカメラ向けに商品化。ドライバーと乗員の状態を高精度に認識可能。
ソニー企業、Ginza Sony Park Projectが2025年度「グッドデザイン金賞」受賞
都会の中の公園再定義の取り組みが評価され、デザイン賞を獲得。
ソニー株式会社、2026年4月1日付で田中健二氏が新社長CEOに就任予定
経営体制変更の発表(2025年9月30日)
ソニー、2025年度第2四半期の業績説明会を11月11日に開催予定
10月10日に案内発表。詳細は未公開だが、決算内容に注目。
ソニー、スポーツ分野でHawk-Eye技術活用強化、東京2025世界陸上等で大会ハイライト更新中
Hawk-Eye技術によるスポーツ映像の高度化、NFL2025年シーズン開幕に合わせた技術提供。
