ソニーFG、再上場後初の中間決算で赤字転落

Sony ソニーFG 決算速報

再上場後初の中間決算: ソニーFG、売却損で赤字転落の衝撃とV字回復への道筋

2026年3月期 第2四半期 連結中間決算ハイライト

経常収益

1兆5,324億円

前年同期比 +19.4%

連結経常損益

▲193億円

(前年同期は黒字)

連結純損益

▲175億円

(赤字転落)

その他有価証券評価差額金

▲772億円

「増収と赤字」の鮮明なコントラスト: 生命保険、損害保険、銀行の全セグメントで増収を達成し、本業の収益基盤は拡大。しかし、中核である生命保険事業の大規模な有価証券売却損が直撃し、連結純損益は175億円の赤字に転落した。

連結経常損益変動要因: 売却損が業績を圧迫

特別要因: 有価証券売却損

主因は生命保険事業における有価証券売却損。

  • 目的: 資産ポートフォリオのリバランス
  • 背景: 金利環境の変化による有価証券評価の悪化
  • 結果: 安定的な収益基盤を持つ同社の業績を一時的に大幅に押し下げた。

セグメント別「明暗」と通期V字回復見込み

生命保険事業

減益

売却損の直撃。新領域探索など構造改革の途上。

損害保険事業

増益(健闘)

通販型自動車保険が奏功し、デジタル技術活用でシェア拡大に貢献。

銀行事業

減益

住宅ローン軸に事業強化も、中間期では減益。

通期業績予想: V字回復のシナリオ

通期 経常利益予想

1,220億円

(前期比 +171.8% 増)

通期 純利益予想

820億円

(前期比 +4.1% 増)

鍵となる特殊要因: 「保険契約の出再」による、約1,100億円の経常利益増加見込み。短期的な赤字を埋め合わせる計算。