J2昇格争い、徳島ヴォルティスが甲府を一蹴:4-1快勝でプレーオフ圏を死守

試合結果 & ハイライト (明治安田J2 第36節)

徳島ヴォルティス (5位)

4

-

ヴァンフォーレ甲府 (13位)

1

得点経過

18分: エウシーニョ (徳島) - 先制弾が流れを引き寄せる

41分: 渡大生 (徳島) - 前半終了間際の決定的な追加点

55分: 田中雄大 (甲府) - 一時反撃の狼煙を上げる

61分: 児玉駿斗 (徳島) - 突き放す3点目

??分: 宮崎純真 (徳島) - 最終スコアを決定

試合スタッツ比較

戦術的要因

徳島はボール保持率66%と主導権を確保。中盤を大胆に変更し、河井陽介のニアゾーン侵入でチアゴらに自由なスペースを創出。

パス成功率86.9%の高精度な攻撃で甲府の守備ブロックを翻弄し、結果に繋げた。

キーマンの輝き

エウシーニョ (先制点): 守備ラインを崩す突破力と冷静なフィニッシュで、試合の流れを決定づけた。

渡大生 (追加点): 前半終了間際の得点で、甲府の反撃の芽を摘み、勝利を決定付けた決定力。

彼らの「個の力」がポゼッションを「結果」に変えた。

甲府側の失点要因

守備の堅さをベースとするも、徳島の多彩な攻撃の前に守備が崩壊。

攻撃でも、徳島ペースを崩すことができず、「意地」を見せることは叶わず、相性の良さを生かせなかった。

残留争い圏内の秋田との勝点差はわずか1ptに縮小。

J2リーグ 終盤戦 昇格争い状況 (第36節終了時)

徳島: 勝点64で5位を死守。残り2節で大宮、長崎との直接対決が控える中、自力でのPO圏確定へ大きく前進。

PO争いの大混戦: 6位山形と7位長崎は勝点差1で徳島を追う緊迫した状況。

甲府: 敗戦で勝点43のまま。残留争いのライバル秋田(42pt)との差が1ptに縮まり、依然として油断できない状況。