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企画展 浮世絵-切手に見る江戸の美-完全ガイド

企画展 浮世絵-切手に見る江戸の美-

切手という名の小さなキャンバスに凝縮された、江戸の粋と文化の深層

開催概要 (INFO)

  • 【場所】切手文化博物館 特別展示室
  • 神戸市北区有馬町663-3 (有馬温泉街)
  • 【期間】2025.10.29 (水) - 2026.1.26 (月)
  • 【開館時間】10:00~16:00 (最終入館 15:30)
  • 【休館日】毎週火曜、12/3、12/30~1/1
  • 【総展示数】約290点 (トリミング版約150点)

入場料・アクセス (TICKETS & ACCESS)

  • 【入場料】
  • 大人: 800円
  • 大・高生: 500円
  • 中学生以下: 無料
  • 【交通】
  • 電車: 神戸電鉄「有馬温泉駅」下車 徒歩約10分
  • バス: JR三ノ宮~「有馬温泉」下車 徒歩5分
  • 車: 中国自動車道「西神戸IC」から約30分

展示コンセプト (CONCEPT)

「切手に見る江戸の美」

江戸時代の大衆文化を象徴する浮世絵を、切手の限られたスペース(縦横3cm程度)に凝縮。トリミングされた構図が、原作とは異なる新鮮な「粋(いき)」や「美」を再解釈します。切手の歴史的役割と浮世絵の普及の交差点を探る展覧会です。

展示開催中の日付

90日

(2025/10/29より)


最多作品の浮世絵師

葛飾北斎

(約80点出展)

代表的な作品ハイライト (TOP 5 HIGHLIGHTS)

| 浮世絵師 | 作品名 (切手テーマ) | 主な特徴 | 切手の発行時期 | | --- | --- | --- |

| 葛飾北斎 | 富嶽三十六景
(神奈川沖浪裏) | 波の迫力部分を拡大トリミング | 1970年代 | | 菱川師宣 | 見返り美人 | 横長トリミングで背中を強調 | 1950年代 | | 歌川広重 | 月に雁 | 夜空の青を活かした小判型 | 1960年代 | | 喜多川歌麿 | 美人画シリーズ | 繊細な仕草が微細印刷で際立つ | 1980年代 | | 東洲斎写楽 | 役者絵 (大谷鬼若) | 顔面特写。立体加工版あり | 1994年 (生誕250年) |

関連イベント&体験 (EVENTS)

切手の掛け軸風しおり作り (材料費300円/4人以上予約推奨/1回30分)

等身大パネル記念撮影 (#浮世絵切手展 でSNSシェア推奨)

クイズラリー (正解者に切手ステッカー配布)

無料ガイドツアー (毎週土日 13:00~/予約不要)

文化的意義と歴史的背景

切手文化博物館: 1992年開館の日本唯一の切手専門施設。所蔵切手10万点超。

浮世絵切手の歴史: 初の浮世絵切手は1951年。浮世絵は切手を介して海外輸出され、日本文化の「大使役」を果たした。

観光連携: 有馬温泉の風情と融合し、神戸の奥座敷観光を促進。推定来場者数は1万人に上る見込み。