日米首脳会談:高市首相とトランプ大統領、新たな「黄金時代」へ
日米首脳会談:高市首相とトランプ大統領、新たな「黄金時代」へ
2025年10月28日、東京・元赤坂の迎賓館にて 初の対面会談 約40分
主要な協力分野(レーダーチャート)
※ 会談内容に基づき、各分野の協力の重点度を相対的に評価。
対米投融資の規模(約80兆円)
5,500億
ドル
防衛費増額目標の前倒し
GDP比を 2%へ
(2027年度目標の前倒し)
会談後の主要な署名(合意文書)
経済
日米関税交渉に関する合意
7月の合意履行状況を確認。「非常に公平な取引」と評価。
資源
レアアース(希少金属)に関する合意
サプライチェーンの安定化に向けた協力を強化。
安全保障・同盟強化
- 日米同盟を「これまで以上に強いもの」と確認。
- 防衛費増額: GDP比2%目標の前倒しを説明。
- 軍備品注文: 米大統領は「日本から大量に新たな軍備品の注文を受けている」と言及。
- 拡大抑止: 核兵器含む米戦力による日本防衛(拡大抑止)の強化。
対中・露警戒 自主防衛の姿勢
経済・投資協力
- 投融資案件: 5500億ドル(約80兆円)の対米投融資の詳細を協議。
- 重点9分野: 半導体、重要鉱物、造船、エネルギー等。
- 造船協力: 造船能力強化に向けた協力覚書も締結。
- トランプ氏「日本を支援するために出来ることがあれば、いつでも知らせてほしい」。
先端技術・FOIP
- 7分野の協力: AI、次世代通信規格などの科学技術協力に合意。
- 目的: 技術力を高める中国に対抗。
- 普及活動: 信頼性の高いAIインフラや通信網の新興国への普及を推進。
- 「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」の進展に向け協力。
対中技術競争 国際規格づくり
追加論点と今後の動き
- ロシア制裁: ウクライナ侵攻を続けるロシアへの厳しい対応を迫る可能性。G7や欧州へのエネルギー購入停止要請が論点に。
- 首相への評価: トランプ氏、故・安倍元首相からの話に触れ「あなたは偉大な首相になるだろう」と主張。
会談後の予定:
ワーキングランチ、米軍横須賀基地訪問(調整中)。
